さくらんぼ前半戦終了

梅雨前線の影響か、北海道でも雨が多い日が続いています。
今日は久しぶりに晴れたので、娘たちと佐藤錦,紅さやか,アメリカンチェリーの残りを収穫しました。

アメリカンチェリー

アメリカンチェリーは熟しても海外製のような濃い味にはなりませんでした。
風味は感じることができるのですが、難しいものです。

紅さやか

前回味の薄かった紅さやかは、ここにきて糖度を上げてきました。
ただし、濃厚な味ではなくあっさりした味で物足りないのも事実です。

佐藤錦

佐藤錦は、すごく糖度が高いわけではないのに濃厚な味わいです。
酸味とのバランスが優れているのでしょう。
我が家でも毎年味も凄く落ちるわけではなく、市場でも長年流通しているということは、やはり優れた品種なのだと思います。

ニューハニーあやかの摘果

こちらは先日摘果したニューハニーあやかの実です。
昨年の状況から考えると殆ど生理落下しないと思われるため、かなりの強さで摘果しました。
全体で7割くらいの実を落としましたが、ふと思い立って途中から実を集めて梅酒のように漬けました。
豆のような実から、小梅程度の大きさの実ばかりです。
はたして飲めるようになるでしょうか。9月か10月くらいでしょうか。
その頃には収穫も終わっていそうですが。。。

すももの状況

すもも類ですが一次落下も終わり、大分落ちついてきました。

大石中生

李王の親と言われる大石中生です。
昨年は全く結実しませんでしたが、今年は沢山なっています。
李王のような香りがするのか、味見が楽しみです。

ケルシー

ケルシーは幼果にも関わらず、ケルシーっぽい形です。
どういうわけか鳥に人気のようで、大分かじられてしまいました。
鳥だけでなく我が家のすももの中でも虫たちに一番人気なので、最後まで残るか心配です。

ソルダム

今年はふくろみにかなりやられてしまったソルダムです。
8割くらいの実が落ちましたが、それでも20個くらいは残っています。
ソルダムの完熟は美味しいので、これも楽しみです。

ニューハニーあやか

昨年に続き狂ったように大量の実をつけたニューハニーあやかですが、大分落下しました。
さらに摘果で半分以下にしたのですが、まだ50個近く着いていて多い感じです。
もう少し、摘果して樹勢を上げたいところです。

昨年はシンクイにやられたので、2週に1回防除を行っています。
流石に袋かけする根性はありませんが、なんとか防げればと思っています。

ローブド2世

こちらはプルーンになりますが、今年の春にミロバラン29Cに接いだローブドサージェンです。
1本しか接がなかったのですが、無事に着いたようで元気に伸び始めました。
親木はかなり胴枯が入っているので、この苗を上手く養成してリプレースしたいと思います。

庭でさくらんぼ狩り

庭のさくらんぼのうち、早生の品種の色づきが良い感じになってきたので、紅さやか,佐藤錦,アメリカンチェリーの3種を対象にして、娘たちにさくらんぼ狩りをさせました。

紅さやか

佐藤錦

アメリカンチェリー

紅さやかは相変わらず薄い味でいまひとつなのですが、非常に沢山採れるのが魅力です。

今年初めて採れたアメリカンチェリーは、黒っぽいにも関わらず、店で買うものに比べてあっさり味。それでも、紅さやかよりは甘いです。

佐藤錦は少し早いですが、甘味が強くしっかりした味でした。

黒砂糖錦,紅岩木,ナポレオン,大桜夏の収穫がもう少し先になりそうなので、第2回目があるかもしれません。

今年はすもも,プルーンもそれなりになっているようなので、収穫が楽しみな時期が続きそうです。

ホップの殖やし方

ここのところ、気温が大分高くなってきました。

ホップも大分ひこばえが出てきています。
周りのホップに巻きついたり、品種が混在してしまうので随時刈り取ってしまいます。

海外からの輸入では休眠期の根ざしという形で増やしますが、このひこばえを使っても増やすことができます。

親株とひこばえ

上が親株の Centennial、下にちょろっと見えるのがひこばえです。

ひこばえアップ

ひこばえは、根が必要なので親株から少し離れて根をつけて取りやすく、ポット養成でも問題ないくらいの大きさが良いと思います。

抜いたひこばえ

ひこばえを抜きました。
少し根がついています。

ポットに合わせ根をカット

今回は 12cmポットに入れるため、少し長すぎる根をカットします。

ポット株のホップ

こんな感じでポットに植えて、水をたっぷりやった後、日陰で養生させます。
数日はしおれたり復活したりしますが、うまく活着すればもすればしおれることもなくなり、そのうち元気にのびだします。

1週間ほど養生した後が、これです。

養生後

ちょっとだけ成長したようです。
今回は萎れることもなく、全く問題なく着きました。
もう、日差しを受けても大丈夫なので、日向に移動させてあげましょう。

# 処分したばかりなのに、また増やしてしまった。。。

さて、親株の方はというと。。。。

Centennial花芽

既にかなり伸びて、花芽も着き始めました。
今年は爆発したように山のような花芽が付いているので、相当な鞠花が眺められそうです。

なぜか Centennialのみで、Mt.Hood, Spalt Select, Fuggleにはまだ花芽がありません。
Centennialは早生なのでしょうね…

さくらぼの色づき

春の遅かった北国でも、早生の紅さやかがやっと色づき始めました。

紅さやか

少し樹勢が弱くなっているのに実つきが良いため、すでに7割くらいの嫡果をしています。
来年に向けて体力をつけてほしいところです。

愛甘水

和なしの愛甘水は花芽が少なかった割に、咲いた花の殆どに実がなっています。
花が多かったのに、殆ど実が付かなかった洋なしのオーロラとは対照的です。

蜂屋の花芽

植え付けから4年ほどたって、はじめて柿の蜂屋に花芽が付きました。
桃栗3年,柿8年のことわざ通り、実がなるまで時間がかかりますね。
ただし、受粉相手がいないので実はつかないかもしれません。
国華園のカタログでは、1本でも成ると書いてあったのを信じたいと思います。

ブラックキャップの花芽

こちらは昨年咲かなかったラズベリーのブラックキャップです。
今年はかなりの花芽が見られるので、味見ができそうです。

木イチゴ類は味が美味しくても灰色カビ病で育てづらかったり、育てやすくても味が今一つだったりと、なかなかこれという品種がありません。

ブラックキャップが美味しかったら、鉢増しして育てたいと思うのですが、味次第ですね。
早く食べてみたいです。