ケルシー&秋麗

ケルシーの1つが色づいていたので、とってみました。

紅ケルシー

紅ケルシー

ケルシーもここまで来ると、皮ごと食べられます。
糖度はそれほど上がりませんでしたが、香りも李王のような芳香があり美味しいです。
残り2個はまだ黄色ですので、あと2週間くらいかかるかもしれません。

ついでに梨の秋麗も収穫してみました。

秋麗

秋麗

秋麗(糖度)

秋麗(糖度)

今年はどれもこれも変形で、中を開けても受粉がうまくいかなかったことがうかがえます。
開花期は他の梨とさほどずれていませんし、他の梨同様人工授粉もしたのですが。。。
低温で雌しべに障害でも受けたのでしょうか??

残念ながら今シーズンの秋麗はダメでしたが、来シーズンに期待です。
どうか、昨シーズンほど冷え込みませんように。。。

枯れ死桃の処分

冬を越せなかった桃たちを、やっと処分しました。

枯れ死桃

枯れ死桃

左から、あまとう2号,つきあかり,大玉白鳳,米倉金桃でした。(過去形)
筑波5号台のあまとう2号は多少他より耐寒性が良いかと思いきや、昨シーズンの冷え込みはあまりにも厳しすぎたようです。

温暖化で暖かくなったとは言われるものの、まだまだ寒い地域ということなのでしょう。

ちなみに、白麗も枯れましたがおはつ桃が生えてきましたので、根は処分対象から外れました。

余談ですが、ここまで桃で痛い目見ているのに、ハネージュが気になるんですよね。
困った病気です。。。(苦笑)

桜桃の芽接ぎと台木

先日、桜桃の芽接ぎを行いましたが、梨,りんご,桃や李と比べるとどうも活着が悪いようです。

紅岩木芽接ぎ

紅岩木芽接ぎ

いまだに、紅岩木の1か所と紅秀峰1か所の葉柄が落ちていません。
葉柄が萎れているわけでもないので、判断に苦しみます。
数は少ないですが、桃,李,杏,梨は、2週間以内に 100%葉柄が落ちました。

桜桃は剪定の癒合もよくないので、これも特性なのかも知れませんね。

桜桃といえば、我が家の桜桃は台木によって大分接ぎ木部分の状況が違います。
気になったので、書いておこうかと思います。

青葉台

青葉台

写真の木はまだマシなものですが、青葉台は親和性が低いのかコブが大きくなり、裂け目が入ったり気根が目立ちます。
接ぎ木部が地表に近いこともあり、古い木では裂け目に菌状のものが見えるものがあって、あまり生育には良いようには思えません。

ダーレン台

ダーレン台

ダーレン台も青葉台ほどではありませんが、コブが目立ちます。
ダーレンは我が家ではひこばえを出しまくりで、これも少し困った点です。

コルト台

コルト台

S6台

S6台

コルト台,S6台は非常に滑らかで、親和性が高いように見えます。

親和性だけみるとコルト,S6の方が良さそうですが、樹勢や耐寒性も考えないとだめだとは思います。
ただ、我が家では1種の木で全ての台木を試すほどの余裕がないので、当面は青葉の排除を目指す方向に向かいたいと思います。

期待の新星現る~ミラベル

先日、仙人さんのご厚意で、ミラベルの苗を養子にいただきました。

ミラベル

ミラベル様

届いたときは葉が下までありましたが、育成地との温度差に加えてここ2日ほどの急な冷え込みに驚いたのか、下葉が黄色くなって落ち始めました。
今冬は、大事を取って桃苗と一緒に過保護に越冬させる予定です。

数年後、仙人さんがおっしゃるいい香りのする果実を食べてみたいものです。

仙人さん、ありがとうございました。

桃&ぶどう終了

北海道では朝晩10度を切る日が増え、朝のうちは息が白くなることもある状況です。
かなり秋の雰囲気になってきました。

我が家の桃とぶどうも十分に熟したようなので収穫しました。

桃&ぶどう

桃&ぶどう

左から黒いバラード,川中島,バッファローです。
黒いバラードは以前とったものより糖度が若干上がり、BRIX 19.8%になりました。
実が相当密集する品種のようで、早いうちに実の整理をしないと大きい実にならないように思えます。
来年はちゃんと房づくりをしないと駄目ですね。
かなり細かい作業になりそうな予感がありますので、小さい細工用のはさみでも用意しておいた方がいいのでしょうか・・・

バッファローも糖度が BRIX 19%まで上がりました。
現在は6号鉢の子苗なので、このくらいが限界なのかもしれません。
今年はテレキ5Cに接いでみましたので、登熟がうまく進んで来年芽吹いたら鉢増しして数年後の増収を狙う予定です。

バラード&愛甘水

オーロラ&愛甘水

梨のオーロラと愛甘水も限界のようで、全収穫をしました。
愛甘水は前回と変化はなし、オーロラは追熟前の予冷中です。

今年は少し追熟を短くしてみようかと思います。
追熟完了が楽しみです。