プラム類の明暗

北海道は、暑い日が続いています。
天気もいいので、プラム,プルーンの幼果が大きくなってきました。

プラムは明暗がはっきりしてきました。
きよか,紫峰は全滅、いくみ,大石中生は残り1、彩の姫,月光,ソルダムは2~3個,李王,ニューハニーあやかは10個以上といったところです。
李王は全体の70%近く摘果したのですが、まだ葉の量に比べて実が多すぎる状況です。

紫峰は3年生になりますが、貴陽同様なかなか収穫にたどりつけません。
貴陽と違い、花が咲くのが救いですが。。。

李王

ニューハニーあやか

ソルダム

月光

プルーンも大分大きくなってきました。

量的にはプレジデントが多く、次いでメープル,ブルーフルといったところです。
ブルーフルも10個くらいは付いているので、今年は味見ができるかもしれません。
対してローブドは全滅、スタンレイは数個のようです。

プレジデント

メープル

ブルーフル

さくらんぼは1週間遅れでしたので、同じ遅れだとすると食べれるのは8月末から9月くらいですね。
まだ、先は長いです。

紅さやかが色づき始める

さくらんぼの紅さやかですが、やっと色づき始めました。

紅さやか

今年は、灰星にやられて既に数粒しか残っていません。
灰星が落ち着いたと思ったら、今度はカメムシです。
紅さやかは、絶望的です。

佐藤錦は紅さやかと比べると多いのですが、昨年ほどではありません。
摘蕾が効いたのか、減ってしまったミツバチの影響か、それとも怠慢な受粉作業が効いたのか。。。

そんな中でも、数粒ですが大桜夏の実も見えます。

大桜夏

大桜夏は昨年導入=初生りなので、収穫に漕ぎ付けたいところです。
気休めのネットでもかけておかなければ。。。

プラム,プルーンの状況

プラムの花も終わり、徐々に幼果らしきものが姿を見せ始めました。

月光

ニューハニーあやか

今年の花の多さは、以下のような順位でした。

開花組:バイオチェリー>大石中生>李王>ニューハニーあやか>ジュピター>紫峰>いくみ>ソルダム>ケルシー>月光>彩の姫>きよか
無開花組:関口早生,秋姫,貴陽

ケルシーは見たところほとんどが奇形花で雌しべがなかったため、もちろん結実するわけもなく全て落ちてしまいました。
そのほかに花数の少なかったきよかは全滅、大石中生,いくみ,ジュピター,彩の姫もほとんど残りはありません。
バイオチェリー,李王,ニューハニーあやかが、比較的良いように思えます。

プルーンは以下のような順位でした。

開花組:プレジデント>ブルーフル>メープル>ローブド=スタンレイ
無開花組:シュガー,サン

プルーンは何れも結実率が高いようで、開花量に比例した幼果がみられます。
開花がプラムより遅かった割には、肥大もいいようです。

ブルーフル

メープル

これから迎えるジューンドロップで、どれだけ残るか。。。
ニューハニーあやか,紫峰,月光,ブルーフル,メープルは、なんとか残ってほしいところです。

灰星病

実がたくさんついていた紅さやかと佐藤錦ですが、灰星病にやられました。

佐藤錦 灰星病

既に多くの実が被害に合っています。
天候が安定したら防除しようと思いますが、それまでに実が残っていればいいのですが。。。

幼果

開花の早かったあんず,さくらんぼに、幼果が見え始めました。

紅太陽

あんずの紅太陽には、10個近くの幼果が見られます。
開花の遅かったハーコットの幼果はまだ小さく、がくの中です。
すもも類も、まだ目立った結実は見られません。
確認までもう少し時間がかかりそうです。

紅さやか

佐藤錦

アメリカンチェリー

さくらんぼは、今のところ紅さやか,佐藤錦,アメリカンチェリーに幼果が見られます。
アメリカンチェリーは初生りですので、なんとか収穫に漕ぎ付けたいところです。

紅岩木,大桜夏,黒砂糖錦の幼果はまだ確認できていません。

…今年は、アブラムシとケムシの類が多いようです。
ケムシは、シャクガ系,マイマイガ系,ハマキ系のものなど、数種がそれぞれの樹から見つかっています。
庭に出るたびに10匹以上見つけて殺していますが、なかなか減らないようです。
そろそろ、薬に頼らざるを得ないですね。。。