今年の実生

昨年の秋に色々種をまいたのですが、かなり時間が経ってから一部が発芽しました。

黄金桃実生

こちらは黄金桃の実生です。
昨年食べた黄金桃は御世辞にも美味しいとは言えませんでしたが、無事生えてきてくれました。

黒いバラード実生

こちらは、黒いバラードの実生です。
1つのポットに2本生えてきていたのですが、ポットを蹴って土をこぼしてしまい、急遽植替えとなってしまいました。
枯れずに残ってくれればいいのですが。。。

他にもケルシー,プレジデントなどすももやあんずを蒔いたのですが、発芽したのはぶどうと桃だけでした。

りんご、梨、桜桃などと比べると桃もぶどうも自家受粉の品種が多いため、実生でもそれなりのものが出来るかもとちょっとだけ期待してたりします。

まずは、夏を越すのが第一関門です。その後は越冬。
特にぶどうの挿し木は夏の短さから登熟には至らず、2冬越せたものはありません。
実生も枯らさないで育てるのは、難しいかもしれません。

今シーズンの残りは3カ月弱ですが、そればでにでどこまで大きくできるかが勝敗の分かれ目になりそうです。

キウイの開花

やっと、キウイの紅妃が咲きました。

紅妃

買っておいた花粉を探すのに手間取り、今順化中です。
出勤前に付けようと思います。

…昨日あたりからやっと晴れ間が増え、遅れていた果樹も収穫が近づいてきました。
ここで一気にラストスパートをかけるべく、気休めかもしれませんが100円均一でアルミ蒸着シートを買って敷いてみました。

反射シート

例年ですと既に収穫可能な紅さやかもまだ少しかかりそうですので、これで収穫がちょっとでも早まればと淡い期待を抱いてます。
早く熟してくれないと、灰星でみんな落ちちゃいそうです。
特にナポレオンは沢山付いていた実も、あと数個まで減ってしまいました。
頑張れ!さくらんぼ達。

花の季節もいよいよ終わり…

北国の遅い春もいよいよ終わり、短い夏の季節が目前となりました。

我が家の庭でもブルベリーの開花が終わり、ラズベリーが終盤,キウイ,ぶどうがあと少しで開花というところまで来ているようです。

ブラックキャップの花

紅妃

例年キウイは相手の雄木が無いため花は観賞用?となっていますが、今年はちょっと違いまして、大枚をはたいて花粉を買ってあります。w
もしかしたら、実がなるかもしれません。
北国で熟すまで持っていけるかは、疑問ですが。。。

実の方はというと、やっとこさくらんぼのアメリカンチェリーが色づいてきました。

アメリカンチェリー

今年は、紅さやか,アメリカンチェリーが先陣を切っています。
天候不順の影響か灰星の発生がひどく、かなり防除をしっかりしているにも関わらず、佐藤錦,ナポレオン,大桜夏のあたりは大分やられています。
毎年の状況を見ていても、これらは品種的に灰星に弱い感じを受けます。

気になる月山錦はと言うと…

月山錦

5個ほど着いた実は、全てしぼんでしまいました。orz
やはり難しいですね。
格段樹勢が強いわけでもないですし、むしろ弱いと感じます。
我が家では、樹勢を強くするよう施肥と剪定を工夫しないとまずそうです。

こちらは、今年の新台木候補たちです。

筑波5号

筑波5号の根差しから、葉が見え始めました。
桃以外にも色々な果樹が接げるうえ、挿し木繁殖も可能らしいので、上手く育成したいと思います。

富士野生桃台

桃夭にも、富士野生桃台のひこばえが2本生えてきました。
こちらも、桃台木の無い我が家にとっては、期待の台木です。
上手くシーズン終了まで育成できたら、来春切り離す予定です。

休眠保存枝接ぎの難しさ

今春初めて休眠保存枝の接ぎ木をしたのですが、あまりにも成績が悪く非常に残念な結果となってしまいました。

○保存枝(野菜室で保存)
桃⇒15箇所中、脱落11。4箇所は生死不明で未だ動きなし。
プラム&プルーン⇒7箇所中、脱落6。1箇所微妙。
桜桃⇒2箇所中、脱落2。
梨⇒6箇所中、脱落2。
りんご⇒3箇所中、脱落0。
キウイ⇒2箇所中、脱落2。

○春に採取した枝
すもも⇒2箇所中、脱落1。
杏⇒2箇所中、脱落1。
桜桃⇒2箇所中、脱落0。

保存枝

春採取枝

腕が未熟なうえに、保存方法が悪かったようです。
ラップでくるんで野菜室だったのですが、チルドの方が良かったのかもしれません。

りんご,梨は予想通り成績が良いのですが、噂の通りに桃はびっくりするくらい難しく、大部分は蒸散に負けてしまいました。
後半の接ぎなおしでは先端までパラフィルムで巻く方法に切り替えましたので、もしかしたらこの先動きがあるかも知れません。(淡い期待ですが。。。)

多種の穂木を頂いたのに残念なのもありますが、未熟な腕といい加減な管理で無駄にしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もし次回があるようであれば保存方法も含めて、もう少し方法を考えてみたいと思います。

桃挿し木

こちらは、保険の挿し木です。
桃1品種とネクタリン1品種(各1本ずつ)とキウイの大部分(5本くらい)が、まだ生きています。
残念ながら、すもも類は全滅。
今シーズンの一番の目標だった月光の再導入とあかつき系桃の新規導入は、叶いませんでした。

なんとか、生き残った挿し木苗を上手く育てたいと思います。

梨の摘果

梨も結実がわかるものが出てきましたので、早々と摘果を始めました。

バラード

バラードは、咲いた全ての花が結実していたようで、とりあえず3~5番果を花芽あたり1つだけ残す形にしました。

ラフザス

対してラフザスは受粉が出来ていないものも多く、まだポロポロと自然に落下しています。
もう少し待ってから摘果しようと思います。

話は変わって、ぶどうになります。
大分葉も開いてきて、そろそろ花芽がわかるだろうという頃になりました。

ブラックビート

。。。今年もぶどうはダメそうです。
自宅で花が咲いたことがないのでちまたの写真が頼りなのですが、もわっとした花芽は、1つも見られません。
気候的な問題からか生育も遅く、せいぜい年に1m程度しか伸びません。
今年は他の果樹と同様に施肥を強めにして、少し強制的に伸ばしてみようかと思います。
来年こそは。。。といつも言ってますねw