今年の冬は。。。

大分雪解けも進み、やっと鉢が見えてきました。
我が家の果樹は、雪囲いと外で越冬させているのですが、今シーズンは被害甚大でした。

雪害による枝折れ(紫峰)

外越冬組でもすもも、杏類は枝折れが多く、秋姫,ニューハニーあやか,彩の姫,紫峰,紅太陽に大きな被害が出ました。
りんご、梨類は枝が柔軟なためか被害は少ないですが、それでも若干の枝折れが見られます。

雪囲い組も野鼠被害が多く、りんごにいたっては外越冬のものまで食害を受けています。

果樹類の鉢はまだ地面に凍りついて動かせんませんが、育苗ポットのトレイが動かせました。
この中に入っていた桜桃台木は、除雪のときに誤って折ってしました。

桜桃台木

せっかくなので、オメガカッタ―での接ぎ木第1号になっていただきました。

初オメガカット-桜桃

穂木は、昨年頂いたものを使用しました。
長い間冷蔵庫で冬眠していたためか、芽が動きたくてウズウズしていたようで、芽の先端が少し緑がかっていました。

佐藤錦系が大好きな長女が育てる予定なので、動き始めたら鉢増ししてあげようと思います。

春を待ち切れずに。。。

北海道も大分春めいてきましたが、いまだに庭には30cmくらいの積雪があります。
先日も苗木屋さんから「今年は雪が多いでしょうから、4月送りにしますか?」と電話を頂きました。
もちろん、4月に伸ばしていただきました。
鉢も土も出せませんし、土は出せても凍っているでしょうから。。。

皆様のブログを拝見しますと、すでに挿し木,接ぎ木も終了し、花も咲いているようで羨ましくなり、私も待ち切れずに家の中でちょっとだけ挿し木をしてみました。

一足早い挿し木

左は、今日差したりんごの接ぎ差しです。
雪害で折れてしまった台木の枝を台にして、頂き物の穂木を使って接ぎ差しにしました。
今シーズンは本当に雪が多く、我が家も被害甚大でした。
今回はビーカー栽培とするので細い台木と穂木を使用したため、オメガカッターを使わずに手で切接ぎにしました。

右は、10日ほど前に差した大連台です。
芽がちょっと動いているようです。

居間に置くため土を使うわけにいかず、どちらも 100円均一のセラミスもどきに差してみました。

居間の気温は常に20~25度程度で、発根には良いのではないかと思います。
うまく発根して、ビーカーから見えるようになってほしいものです。