挿し木の育苗カバーを外す

北海道も暖かい日が多くなり、最低気温も5℃を切るような日が無くなりました。
しばらくは最高気温も20℃近くの日が続き、今日は曇り時々雨と言う予報だったので、思いきって育苗カバーを外しました。

コルト

大連

桜桃台木のコルトと大連です。何れも貧弱な細枝を挿しています。
昨年はコルトは全滅,大連は50%程度の活着でしたが、今年はどうなるでしょうか??
今年は全く同じ処置で挿してありますので、挿しやすさの比較ができそうです。

山葡萄

こちらは先月採ってきた山葡萄(かもしれない)です。
2本採ってきたのですが、どちらも動きが見られます。

桃&ネクタリン

台木不足で接ぎきれなかった桃&ネクタリンも、挿し木にしてあります。
一部芽は出始めましたが、活着してくれるでしょうか。。。

早雄

雄キウイの早雄です。
紅妃に高接ぎもしてありますが失敗してもリカバー出来るよう、挿し木も作ってみました。
高接ぎの方は、まだ動きがありません。

りんご台木

昨シーズンは、野鼠に派手にやられたりんご用の台木です。
今シーズン雪囲いを出すときには、ちゃんと殺鼠剤を入れようと思います。

開花ラッシュ

昨日までの花冷えもひと段落し、今日は少しだけ気温が上がりました。
気温が上がったためか、色々と開花が始まりました。

紅岩木

寿錦

桜桃では、アメリカンチェリー,紅岩木,大桜夏,寿錦の開花が始まりました。
無事紅岩木も開花はしましたが、相変わらずの芽ぶきの悪さ故未だ枝2本には動きが見られません。
強く剪定しても糠に釘。困った奴です。
先月接いだ紅岩木の成長に、期待してしまいます。

日本すももも先日の彩の姫に続き、ソルダム,大石中生,貴陽など数品種の開花が始まりました。

大石中生

ソルダム

貴陽

貴陽は予想よりも花数が多く、今年は初生りを期待してしまいます。
今は、花が豊富で自家受粉可能な彩の姫の花粉を中心につけています。
プルーンも一部はもうすぐ咲きそうです。

しばらく作業のメインは、桜桃とすももの受粉になりそうです。

キトビロ

こちらは果樹ではありませんが、種から育てた『キトビロ』です。
『キトビロ』は北海道の呼び名ですが、通称『行者にんにく』です。
空きプランタの片隅に種をまいてから、すでに4年くらいは経ったでしょうか。
やっと分球し6本の苗になりました。

まともに食べられるくらいの量が採れるのは、何時になるんでしょうか??

すもも開花

今日も花冷え。日中も9℃くらいまでした上がらないようです。
今朝は久々に暖房を入れてしまいました。

そんな寒さの中、すももの開花が始まりました。
1番手は、彩の姫です。

彩の姫

まだ他のすももは咲いていませんので、悪あがきで散りかけのあんず(ハーコット,紅太陽)と受粉してみました。

紅さやか

桜桃の一番手、紅さやかも満開となりました。
こちらは、数輪咲いている紅秀峰の横に移動し受粉させていますが、花数が1対50くらいなので結構厳しい状況です。

…こちらは、なぜか北海道では桜よりかなり遅い開花となる桃です。

桃夭

あまとう2号

白麗

大玉白鳳

新苗のうち、桃夭,あまとう2号,白麗には花芽が残っていて動きが見え始めました。
既存苗の大玉白鳳の方は動きが遅く、まだつぼみが堅そうです。

新苗の結実はそれほど期待していませんし生育には良くないとわかってはいるのですが、それそれ1個くらいは生らせてみたいと悪い虫が騒ぎ始めました。^^)

紅太陽満開&桜桃の開花始まる

数日前に咲いたあんずの紅太陽ですが、満開を迎えました。

紅太陽

対して、ハーコットは今日明日ぐらいには咲きそうな感じです。

ハーコット

1輪だけですが未だ未収穫ですので、なんとか紅太陽の花粉を付けて収穫したいところです。

・・・家の周りの桜もほぼ満開を迎えましたが、やっと我が家の桜桃も開花が始まりました。
一番手は紅さやかです。

紅さやか

2番手は、いつも開花が遅めの紅秀峰となりそうです。

紅秀峰

寿錦,月山錦にも花芽が見られます。
今年は、全品種に花芽が付きました。

寿錦

月山錦

月山錦は動きが遅いようで、寿錦と開花が合わないかもしれません。
今一つ天気も気温もすぐれない日が続いていますので、パーっと良い天気になって開花が進んでくれればいいのですが、このままですと今年のお相手はナポレオンになりそうな気配です。

すももももうすぐ咲きそうですし、今週末くらいから受粉で忙しくなりそうです。

プラム類の花芽

今朝、秋さやかの花芽が確認できました。

多い少ないの差はあるものの、今年の日本すももは全て花芽が付きました。

秋さやか

昨年の日本すももの管理で大きく変えたのは、比較的潤沢に肥料をやること。
花芽を作るとは言え、鉢栽培で地植えと同じように肥切れに持っていく管理では問題があったのかもしれません。

多いのは大石中生,ソルダム、少ないのは李王,ケルシー,秋さやかです。
それ以外はそれなりの花芽が付いていて、今年は期待が膨らみます。

プルーンはというと、今まで長年花芽の無かったサンプルーンにほんの少しだけ花芽が見えます。

サンプルーン

棒苗=1年生という計算では、6年生になります(苦笑)
3年生のベイラーにも、少し花芽があります。
対して、7年生のシュガーには今年も花芽がありませんでした。

今年も、プレジデント,ブルーフルには十分な花芽があります。
メープルは少しだけ、スタンレイは接ぎ木の台と化したので除外中です。

来年に向けて、育成を頑張りたいと思います。