秘密の品種もシンクイに。。。

生理落下で残り1個になっていた秘密の品種も、ここにきてシンクイにやられてしまいました。
今まで防除で使って来た薬剤では、もうお手上げです。
許すまじシンクイ。。。来年は、合ピレまきます。

予定では秘密の品種の収穫は9月後半からだったのですが、悔しいので糖度だけ測ってみました。
シンクイが入ると糖度が上がらなくなるのが普通ですが、この時期でシンクイ入りにもかかわらず良い値になっています。
シンクイが入らず適期まで保持できたら、かなり出来がいい品種ということ予感させます。

今年は鉢増してとても元気に育っていますし、来年は合ピレ防除で是非綺麗な完熟果実を拝みたいものです。。。

ニューハニーあやか&あまとう2号終了

ニューハニーあやかですが、大分くてくてになったにもかかわらず、糖度が BRIX 12度位になってしまいました。
どうも、完熟まで行っちゃうとダメなようです。
全部取って、ジャムにしました。
ちなみに、ジャムにするにも水分が多くて大変です。
かなり煮詰めて、レモンで酸味を補ってなんとかジャムの形になりました。

すもも類は後半に入り、シンクイの被害が続出です。
きよかは全滅、ブルーフル、バイオチェリーも大半はやられてしまいました。

シンクイ被害

今年は2~3週間毎に防除を行っているのですが、それでも防ぐのが難しいです。
こんなに小さい実に袋かけするものつらいですし、どうしたものでしょう。。。
コンフューザーも考えましたが、狭い園地では効果が薄いらしいです。
やっぱり、合ピレしかないのでしょうか。。。

。。。ついでに、今年導入苗に少しだけ生らしたももの色づきを良くすべく袋をはがそうとしたら、あまとう2号がすでにグテグテでしたので、緊急収穫をしました。

あまとう2号

かなりの糖度が出ていました。
香りも感じますし、美味しい桃でした。
来年は適期に収穫したいものです。

ニューハニーあやか収穫開始

ニューハニーあやかの収穫も始まりました。

ニューハニーあやか(重さ)

ニューハニーあやか(糖度)

例年より少し大きくなったような気がしますが、それでも小さいです。
せめて 60~80gに達してほしいのですが、なかなか思うように行きません。
生らせ過ぎなのかもしれませんね。
雨続きの割に糖度は例年より高く、それなりの甘みを感じます。
ただ、肉質が繊維質で好みではありません。

あわせて、最後のいくみも収穫してみました。

いくみ(重さ)

いくみ(糖度)

ニューハニーあやかと大きさこそ変わりませんが、甘みとしたたる果汁が違います。
個人的には、こちらの方が好みです。
これで、実つきがよければ。。。と言うところです。

そのほかのプラムですが、前回の書き込みからさらに色づきが進んでいて、もうすぐ食べられそうなものも増えてきました。

李王

李王も大分色づき、すでに独特の甘い香りが漂っています。
1個落ちたものを食べてみましたが、今年は甘みが薄いようです。

彩の姫

彩の姫もニューハニーあやか同様雪害のために大分実を削ったのですが、摘果が足りなかったようでバイオチェリーと同じくらいの実が多くぶら下がっています。
実が小さい上に、収穫直前になってから生理落下が始まりました。
柔らかくなっていないのに落ちてしまいます。
完熟を食べるのは、難しいかもしれません。

大石中生

大石中生も色づき始めましたが、こちらはまだ堅く食べごろには遠そうです。

秋姫

晩成種の秋姫はまだまだ青く、収穫までは遠そうです。

ジュピター

1果のみのジュピターはかなり小さいです。
小梅程度でしょうか。
晩成種なのか、まだまだ緑色です。

秘密の品種は大きさにバラツキがあります。
写真は一番大きいものですが、デローンとした形になってしまいました。
洋なし?
すこし袋実病のような形ですが、季節的にも発生時期ではないですし、病気というわけでもないようです。
生理落下も未だに止まらず、残りが数個になってしまいました。
はたして収穫まで持つでしょうか。。。

プラムの色づき

8月も半ばに突入しましたが、北国のプラムの色づきもやっと始まりました。

いくみ

今年は2個だけ生っています。
実はこの撮影の後、鉢を動かしたら落ちてしまいました。
早速食べてみましたが、若くてちょっと酸味が強かったです。
残り1つは、完熟まで持っていきたいところです。

ニューハニーあやか

我が家では、評価の低いニューハニーあやかです。
今年は雪害後の樹勢復旧のため強めに摘果したのですが、それでも足りなかったようで、結構な数の実が残ってしまいました。
来週位に、味見出来るかと思います。

バイオチェリー

バイオチェリーも薄っすら色づいてきました。
黒く色づくまでは、お預けです。

きよか

今年初生りの、きよかです。
摘果しなくても、2個しかのこりませんでした。
黄色品種なので、収穫のタイミングがむつかしそうです。

貴陽、関口早生、秋さやかは、早々と全部の実を落としていますので、来年に期待となります。w

やはり、貴陽はむつかしいですね…
たくさん完熟をたべたいのですが、全く実現出来ません。
困ったものです。

休眠保存枝接ぎの難しさ

今春初めて休眠保存枝の接ぎ木をしたのですが、あまりにも成績が悪く非常に残念な結果となってしまいました。

○保存枝(野菜室で保存)
桃⇒15箇所中、脱落11。4箇所は生死不明で未だ動きなし。
プラム&プルーン⇒7箇所中、脱落6。1箇所微妙。
桜桃⇒2箇所中、脱落2。
梨⇒6箇所中、脱落2。
りんご⇒3箇所中、脱落0。
キウイ⇒2箇所中、脱落2。

○春に採取した枝
すもも⇒2箇所中、脱落1。
杏⇒2箇所中、脱落1。
桜桃⇒2箇所中、脱落0。

保存枝

春採取枝

腕が未熟なうえに、保存方法が悪かったようです。
ラップでくるんで野菜室だったのですが、チルドの方が良かったのかもしれません。

りんご,梨は予想通り成績が良いのですが、噂の通りに桃はびっくりするくらい難しく、大部分は蒸散に負けてしまいました。
後半の接ぎなおしでは先端までパラフィルムで巻く方法に切り替えましたので、もしかしたらこの先動きがあるかも知れません。(淡い期待ですが。。。)

多種の穂木を頂いたのに残念なのもありますが、未熟な腕といい加減な管理で無駄にしてしまい申し訳ない気持ちでいっぱいです。
もし次回があるようであれば保存方法も含めて、もう少し方法を考えてみたいと思います。

桃挿し木

こちらは、保険の挿し木です。
桃1品種とネクタリン1品種(各1本ずつ)とキウイの大部分(5本くらい)が、まだ生きています。
残念ながら、すもも類は全滅。
今シーズンの一番の目標だった月光の再導入とあかつき系桃の新規導入は、叶いませんでした。

なんとか、生き残った挿し木苗を上手く育てたいと思います。