筑波5号の耐寒性

探していた筑波5号の耐寒性に関するドキュメントを見つけました。

モモ台木品種‘ひだ国府紅しだれ’の育成とその特性

これをみると、耐寒性は以下のようになるようです。

HM1 >> 長野野生桃台 >> 筑波5号 ≒ ネマガード >> おはつもも

おそらく、富士野生桃台も長野野生桃台と同じくらいかと想像します。

樹勢は以下の順になります。

長野野生桃台 >> 筑波4号 >> おはつもも >> HM1

なお、福島天香園のカタログでは、筑波5号の特性は4号と似た感じで、樹勢はおはつ桃 >> 筑波5号 >> 筑波4号の順と読めます。

現時点では、寒冷地用として野生桃台か筑波5号を選ぶのが良さそうです。
Lovellもネマガードより耐寒性が強いと書かれているので、悪くはなさそうです。

オーロラを食す

2つ取れたオーロラですが、1週間と10日の追熟を行い食べてみました。

オーロラ

どちらも写真のように果皮は黄色っぽかったのですが、追熟としては7日の方が好みでした。
10日のものは追熟しすぎのようで、一部変色していました。
香りは、10日追熟のものが勝ちでした。

味の方はと言うと、糖度的には BRIX 13.8%とオーロラとしては低めかと思いますが、とろけるような舌触りで、なかなか美味しかったです。
昨年鉢増しした影響か今年は暴れ気味だったので、来年はもう少し味が落ち着くかもしれませんね。

洋なしはバラードが1つ残っているだけです。
こちらも、あと少しで収穫する予定です。

寒冷地での桃の栽培

色々探していたら、こんなプレゼンテーションを見つけました。

Growing Peaches In Climate Zone 5

Dave Wilson Nurseryを見ても Lovellという台木の耐寒性は強いようですが、線虫抵抗性はなしでバクテリアキャンカーには抵抗性のようです。

Rootstocks: Advantages/Disadvantages

地植えメインではないので、鉢栽培であれば線虫は無視してもよさそうですので、手に入るなら Lovellもありかなと思えます。
ちなみに、Nemagurd, Lovellはネットで種子が購入できるようです。
根差しが上手く出来なかったら、このあたりを買ってくると言う手もありそうです。

HM1も来年には出てきそうですし、あとは品種ごとの特性(耐寒性)がネックになります。
こればかりはまとめて書いてある文献がないので、栽培してみる以外方法がありません。

今回導入する品種が強いといいのですが。。。

落ちたりんごの糖度は。。。

昨日落ちたりんごですが、糖度を測ってみました。

アルプス乙女

褐変しているのは、切った直後に娘に呼ばれて数分時間が経ってしまったためです。
糖度の方は、意外に高いです。
ただしまだ酸味もそれなりにあり、ふじなどと比べると酸っぱく感じますね。
剥くのも大変ですし可食部も少ないので、どうしたものか考え中です。
やはり、来年の春は実生苗を接ぐ試験用にするのが良さそうな気がしています。

金星

金星もそれなりに糖度が出ていますが、芯カビが出ていました。
こちらも若く酸味が若干残っていますが、食べやすいです。
おそらく、もう少し置くと酸も抜けてよりジューシーだったと思います。
来年は、完熟をもっとたくさん食べたいものです。

突風にやられた

今朝カーテンを開けたら、鉢の多くが倒れていました。

つむじ風のようで、何列かある列のうち1列が綺麗に倒れてしまいました。
倒れた列はりんごとさくらんぼが殆どで、りんごは1つしかなかった収穫前の金星とアルプス乙女の一部がおちてしまいました。

落果したりんごたち

金星の収穫は11月に入ってからを予定していたので1月ほど早く、非常に残念です。
それ以外にも、一部のさくらんぼの芽が取れてしまうなど、被害が大きかったです。

自然のものなので、諦めるしかありません。

りんごは、アルプス乙女の残りと、トキだけとなりました。

一気に、今シーズンの終わりが近くなりました。