木製プランターの底が抜ける

昨日の雨もあがり、曇りの朝です。
朝から庭に出て、ハダニのチェックと、鼠被害で瀕死だったあまおう実生が復活してきたので植え替えました。

ついでに、休眠プランターの土を土のう袋に入れるため、木製プランターを移動しようとしてビックリ。
底がありません。

底抜けプランター

5年ほど花を植えるのに使用していたのですが、抜けた底を探してみると。。。

設置場所

綺麗さっぱり分解されて、無くなっていましたw
果樹ではなかなか使うことはないのですが、やはり木製プランターは耐久性がネックのようです。
見てみるとニスぬりものは状態がさほど悪くないので、焼き入れのタイプは分解が早いように思います。

さっそく、焼き入れの残り2個も土を出して処分モードです。

。。。これだけではなんですから、果樹の話題も。。。

黒いバラード

今年から育て始めた欧州種のぶどうですが、やはり欧米種と比べるとかなり樹勢が強いようで、ほぼすべてに複梢が出ています。
欧米種(ブラックビート,バッファロー)は、複梢が少ないです。

全て用土は同じなのですが、樹勢の順に並べるとテレキ5C(6号)>黒バラ(10号)>黒バラ(6号)>かなり離れてバッファロー(欧米系,6号)です。

テレキ5Cは鉢が小さいにも関わらず、2m近い高さと私の手よりも大きい葉になっています。
Vintage nurseriesのroot stock guideを見ても、5Cの樹勢は moderate。
樹勢が highの5Aや 3309だったら、えらいことになっていたかもしれません。
少しだけ、420Aにしておけば良かったかもと後悔しています。(発根が悪いようなので5Cにしたのですが。。。)

残念ながら、今年根差ししたSO4と5BBは芽が出ていませんので、テレキ5Cを増やして台木にする予定です。

これだけ伸びれば、来年は10~20本くらいは挿せそうです。w
まずは今年挿した2本を育成して、来年山葡萄を接ぎたいと思います。

ラズベリー終了&ブルーベリー開始

サーバ移行などでバタバタしているうちに、ラズベリーが終わりブルーベリーの収穫が始まりました。

パトリオット

ラズベリーは殆ど鳥にやられて、ほんの少しだけおこぼれを食べただけです。
ブルーベリーは鳥には少し取りにくい位置に移動してみました。

今年は鹿沼土ベースに変えたため、ずいぶんと管理が楽になりました。
35度近い気温が続く日に3日ほど家を空けましたが、なんとか踏ん張ってくれました。

今シーズン、ラズベリーもブルーベリーも実は少なめです。
どちらも鉢増ししたため、来年は沢山採れるのではないかと思います。

・・・他の果樹はというと、7月後半に暑い日が続いたためか数年ぶりにハダニにやられています。

ハダニ被害

ハダニ(裏)

写真はコルトですが、さくらんぼが一番ひどく、桃,すもも,りんごのあたりがやられています。
とりあえず、殺ダニ剤を散布しておきました。
すももは収穫期が近いため、次の手をどうするかで悩みそうです。

山葡萄

こちらは、4月終わりに挿した山葡萄です。
3カ月ほど挿しておいて、やっと1本だけ発根しました。
大事に育てて、うまく越冬させたいと思います。

残りの挿し木はというと。。。

山葡萄挿し木

早雄挿し木

葉はあるのですが、肝心の根がありません。(^^;)
キウイの挿し木は難しいです。あれだけ挿してもダメとは。。。
キウイも山葡萄も10本ほど挿しましたが、どちらも成功率の低さにびっくりでした。

結局、今年もキウイ雄木の確保は難しそうです。

新入り

さくらんぼ泥棒にあってしまったため、次のすももの収穫まであまり話題がないため、先日買ってしまった苗でも紹介しようかと思います。

新入りさん

左はあんずのゴールドコット、右は大赤玉苔桃です。
苔桃は富良野でかったジャムが非常に美味しかったため、栽培したくなって探したものです。
ゴールドコットは、苔桃のオマケで買ってしまったものです。
管理が悪い業者さんなのか、ゴールドコットの葉色はまっ黄色。
近場のホームセンターの苗より悪い状況でやってきました。
結構、大手の会社さんだと思うんですけどね。

とりあえず、植え替えて元気になるのを待ちます。

これ以外に、6月に瀕死の大玉白鳳の代わりとして、ホームセンターで川中島を買ってしまいました。
こちらは写真はありませんが、好調そのものです。

今日は日曜だというのに、これから仕事です。
庭仕事は、しばらくお預けです。

昨日はさくらんぼ狩り。。。

庭のさくらんぼも大分熟してきたので、1回目のさくらんぼ狩りを楽しみました。

1回目は、紅さやか,佐藤錦,アメリカンチェリーです。

佐藤錦

今年の紅さやかは数が少なく、2個だけ。
アメリカンチェリーは20個ほど採れ、子供たちの口の中に消えて行きました。
残念ながら写真はありません。

写真の佐藤錦は、一部子供たちが食べましたが半分くらいは色づきが悪かったため、来週に残したものです。
この佐藤錦、凍害で主幹が裂開して瀕死なのですが、熟期も早く何とかしたいと毎年考えています。
樹勢が弱く枝が取れずに増やせなかったのですが、今年は少し枝が伸び、来年はいよいよ増やせそうな感じになってきました。
今年の状況を見る限り、今の我が家にある 3L佐藤錦や黒砂糖錦より大玉で早いですから、増殖は必須です。

紅岩木

遅れて、紅岩木や紅秀峰,大桜花の辺りも色づいてきました。
晩成の寿錦,ナポレオンはまだ実が青いです。

紅岩木は豊産性では無い上、枝の途中の芽吹きが非常に悪く驚くような禿げあがりですが、我が家では一番の高糖度&大玉です。
今年は、ひこばえ台木に接ぎ木して新苗の作成に成功しましたので、数年後には入れ替えが出来るかもしれません。

…さて、あまり表面に出てこないりんごたちはと言うと、一部を除いて結実が確認できました。

野村ジョナ

アンビシャス


おいらせ

星の金貨

北斗ロイヤル

これらは、今年収穫の品種ばかりです。
金星,秋茜,トキやふじにも実が付いていますが、なぜかぐんま名月のみ実がありません。
花は咲いたのですが。。。受粉を昆虫に任せたのが敗因だったかもしれません。
今のところ一番生育が良いのが、野村ジョナで 3cmくらいでしょうか。。。
それ以外は 1~2cm程度と、まだまだ赤ちゃんです。
ほぼ摘果は終わっていますので、もう少し成長したら袋かけしようかと思います。

最後に、さらに影の薄い柿です。

蜂屋

今春植替えしたせいか、今まで全く動きが無く枯れたかと思いきや、6月後半になってやっと芽が出てきました。
とはいえ、今シーズンもあと3カ月ほど。
シーズン終わりまでに、どれだけ復活してくれるでしょうか??
復活するようであれば、こちらも受粉木を本気で考えないとダメなのですが。。。

挿し木の育苗カバーを外す

北海道も暖かい日が多くなり、最低気温も5℃を切るような日が無くなりました。
しばらくは最高気温も20℃近くの日が続き、今日は曇り時々雨と言う予報だったので、思いきって育苗カバーを外しました。

コルト

大連

桜桃台木のコルトと大連です。何れも貧弱な細枝を挿しています。
昨年はコルトは全滅,大連は50%程度の活着でしたが、今年はどうなるでしょうか??
今年は全く同じ処置で挿してありますので、挿しやすさの比較ができそうです。

山葡萄

こちらは先月採ってきた山葡萄(かもしれない)です。
2本採ってきたのですが、どちらも動きが見られます。

桃&ネクタリン

台木不足で接ぎきれなかった桃&ネクタリンも、挿し木にしてあります。
一部芽は出始めましたが、活着してくれるでしょうか。。。

早雄

雄キウイの早雄です。
紅妃に高接ぎもしてありますが失敗してもリカバー出来るよう、挿し木も作ってみました。
高接ぎの方は、まだ動きがありません。

りんご台木

昨シーズンは、野鼠に派手にやられたりんご用の台木です。
今シーズン雪囲いを出すときには、ちゃんと殺鼠剤を入れようと思います。