杏リベンジ&さくらんぼ狩り2回目

今年期待していた杏の紅太陽ですが、やはり受粉がうなくいかなかったようで全て落果してしまいました。
あまりにも悔しいので、通販でハーコットを買いました。

ハーコット

酸味があるので、数字ほど甘くはありません。
予想より汁気が少なく、甘めの杏と言う感じでした。
香りも少なめで、昨年の紅太陽の味には全く及ばないく、少し拍子抜け。
少し追熟して食べますが、やはり来年に期待ということになりそうです。

…こちらは、今日2回目のさくらんぼ狩りの対象になるであろう、さくらんぼ達です。

紅岩木

紅岩木は、週中に降った大雨で割れてしまいました。
でも、大きさ&糖度ともに満足なものになっています。
これで育てやすく、数が取れれば、言うことないのですが。。。

紅秀峰

紅秀峰も大きさは今一つですが、糖度は十分なレベルに来ました。

3L佐藤錦

黒砂糖錦

3L,黒砂糖錦も、大きさは今一つですがそれなりの味です。
佐藤錦系では、先週収穫した瀕死佐藤錦が BRIX 19.3%を記録していました。
写真撮って置けばよかったです。

来年のリプレース苗製造が、より重要になりました。

昨日はさくらんぼ狩り。。。

庭のさくらんぼも大分熟してきたので、1回目のさくらんぼ狩りを楽しみました。

1回目は、紅さやか,佐藤錦,アメリカンチェリーです。

佐藤錦

今年の紅さやかは数が少なく、2個だけ。
アメリカンチェリーは20個ほど採れ、子供たちの口の中に消えて行きました。
残念ながら写真はありません。

写真の佐藤錦は、一部子供たちが食べましたが半分くらいは色づきが悪かったため、来週に残したものです。
この佐藤錦、凍害で主幹が裂開して瀕死なのですが、熟期も早く何とかしたいと毎年考えています。
樹勢が弱く枝が取れずに増やせなかったのですが、今年は少し枝が伸び、来年はいよいよ増やせそうな感じになってきました。
今年の状況を見る限り、今の我が家にある 3L佐藤錦や黒砂糖錦より大玉で早いですから、増殖は必須です。

紅岩木

遅れて、紅岩木や紅秀峰,大桜花の辺りも色づいてきました。
晩成の寿錦,ナポレオンはまだ実が青いです。

紅岩木は豊産性では無い上、枝の途中の芽吹きが非常に悪く驚くような禿げあがりですが、我が家では一番の高糖度&大玉です。
今年は、ひこばえ台木に接ぎ木して新苗の作成に成功しましたので、数年後には入れ替えが出来るかもしれません。

…さて、あまり表面に出てこないりんごたちはと言うと、一部を除いて結実が確認できました。

野村ジョナ

アンビシャス


おいらせ

星の金貨

北斗ロイヤル

これらは、今年収穫の品種ばかりです。
金星,秋茜,トキやふじにも実が付いていますが、なぜかぐんま名月のみ実がありません。
花は咲いたのですが。。。受粉を昆虫に任せたのが敗因だったかもしれません。
今のところ一番生育が良いのが、野村ジョナで 3cmくらいでしょうか。。。
それ以外は 1~2cm程度と、まだまだ赤ちゃんです。
ほぼ摘果は終わっていますので、もう少し成長したら袋かけしようかと思います。

最後に、さらに影の薄い柿です。

蜂屋

今春植替えしたせいか、今まで全く動きが無く枯れたかと思いきや、6月後半になってやっと芽が出てきました。
とはいえ、今シーズンもあと3カ月ほど。
シーズン終わりまでに、どれだけ復活してくれるでしょうか??
復活するようであれば、こちらも受粉木を本気で考えないとダメなのですが。。。

キウイの開花

やっと、キウイの紅妃が咲きました。

紅妃

買っておいた花粉を探すのに手間取り、今順化中です。
出勤前に付けようと思います。

…昨日あたりからやっと晴れ間が増え、遅れていた果樹も収穫が近づいてきました。
ここで一気にラストスパートをかけるべく、気休めかもしれませんが100円均一でアルミ蒸着シートを買って敷いてみました。

反射シート

例年ですと既に収穫可能な紅さやかもまだ少しかかりそうですので、これで収穫がちょっとでも早まればと淡い期待を抱いてます。
早く熟してくれないと、灰星でみんな落ちちゃいそうです。
特にナポレオンは沢山付いていた実も、あと数個まで減ってしまいました。
頑張れ!さくらんぼ達。

花の季節もいよいよ終わり…

北国の遅い春もいよいよ終わり、短い夏の季節が目前となりました。

我が家の庭でもブルベリーの開花が終わり、ラズベリーが終盤,キウイ,ぶどうがあと少しで開花というところまで来ているようです。

ブラックキャップの花

紅妃

例年キウイは相手の雄木が無いため花は観賞用?となっていますが、今年はちょっと違いまして、大枚をはたいて花粉を買ってあります。w
もしかしたら、実がなるかもしれません。
北国で熟すまで持っていけるかは、疑問ですが。。。

実の方はというと、やっとこさくらんぼのアメリカンチェリーが色づいてきました。

アメリカンチェリー

今年は、紅さやか,アメリカンチェリーが先陣を切っています。
天候不順の影響か灰星の発生がひどく、かなり防除をしっかりしているにも関わらず、佐藤錦,ナポレオン,大桜夏のあたりは大分やられています。
毎年の状況を見ていても、これらは品種的に灰星に弱い感じを受けます。

気になる月山錦はと言うと…

月山錦

5個ほど着いた実は、全てしぼんでしまいました。orz
やはり難しいですね。
格段樹勢が強いわけでもないですし、むしろ弱いと感じます。
我が家では、樹勢を強くするよう施肥と剪定を工夫しないとまずそうです。

こちらは、今年の新台木候補たちです。

筑波5号

筑波5号の根差しから、葉が見え始めました。
桃以外にも色々な果樹が接げるうえ、挿し木繁殖も可能らしいので、上手く育成したいと思います。

富士野生桃台

桃夭にも、富士野生桃台のひこばえが2本生えてきました。
こちらも、桃台木の無い我が家にとっては、期待の台木です。
上手くシーズン終了まで育成できたら、来春切り離す予定です。

生らずの木にも幼果が。。。

難しいと噂の月山錦。
我が家では今年3年目になりますが、1つだけ幼果が見えました。

月山錦

実はまだ花も散りきってなく、どれだけ受粉しているかも不明です。
ただ、相手の木が1本も無くなったので、後半はほぼ全滅の可能性が高いです。

貴陽

こちらも生りずらいと評判の貴陽です。
今年の貴陽は、我が家では多めの花が咲いた部類だったのですが、今現在残って幼果が見えるものは両手で数えられるくらいの量です。
生理落下の多いすもも類としては、この先が怖いです。

ジュピター

我が家では生らずのジュピターですが、こちらにも幼果が少しだけ見えます。
片手で十分数えられる数です。いくみも1つだけ。
関口早生に至っては、かなりの量が咲いたにも関わらず、今年も全て落ちました。(TT)
やはり、以前どこかで読んだ相性の良いと言われる月光と合わせないとダメなのかもしれません。。。

こちらは、個人的に凄く期待している秘密の品種。
やっとまともに花が咲き、今年は沢山の幼果が見えます。
秋には、いよいよ味見ができるかと期待しています。