寒冷地での桃の栽培

色々探していたら、こんなプレゼンテーションを見つけました。

Growing Peaches In Climate Zone 5

Dave Wilson Nurseryを見ても Lovellという台木の耐寒性は強いようですが、線虫抵抗性はなしでバクテリアキャンカーには抵抗性のようです。

Rootstocks: Advantages/Disadvantages

地植えメインではないので、鉢栽培であれば線虫は無視してもよさそうですので、手に入るなら Lovellもありかなと思えます。
ちなみに、Nemagurd, Lovellはネットで種子が購入できるようです。
根差しが上手く出来なかったら、このあたりを買ってくると言う手もありそうです。

HM1も来年には出てきそうですし、あとは品種ごとの特性(耐寒性)がネックになります。
こればかりはまとめて書いてある文献がないので、栽培してみる以外方法がありません。

今回導入する品種が強いといいのですが。。。

落ちたりんごの糖度は。。。

昨日落ちたりんごですが、糖度を測ってみました。

アルプス乙女

褐変しているのは、切った直後に娘に呼ばれて数分時間が経ってしまったためです。
糖度の方は、意外に高いです。
ただしまだ酸味もそれなりにあり、ふじなどと比べると酸っぱく感じますね。
剥くのも大変ですし可食部も少ないので、どうしたものか考え中です。
やはり、来年の春は実生苗を接ぐ試験用にするのが良さそうな気がしています。

金星

金星もそれなりに糖度が出ていますが、芯カビが出ていました。
こちらも若く酸味が若干残っていますが、食べやすいです。
おそらく、もう少し置くと酸も抜けてよりジューシーだったと思います。
来年は、完熟をもっとたくさん食べたいものです。

突風にやられた

今朝カーテンを開けたら、鉢の多くが倒れていました。

つむじ風のようで、何列かある列のうち1列が綺麗に倒れてしまいました。
倒れた列はりんごとさくらんぼが殆どで、りんごは1つしかなかった収穫前の金星とアルプス乙女の一部がおちてしまいました。

落果したりんごたち

金星の収穫は11月に入ってからを予定していたので1月ほど早く、非常に残念です。
それ以外にも、一部のさくらんぼの芽が取れてしまうなど、被害が大きかったです。

自然のものなので、諦めるしかありません。

りんごは、アルプス乙女の残りと、トキだけとなりました。

一気に、今シーズンの終わりが近くなりました。

カタログさらに…

福島天香園さんからもカタログを送っていただきました。

福島天香園カタログ

とにかく桃が豊富で、読んでいると桃の苗木が買いたくなる依存性のありそうなカタログです。
台木はおはつ桃だけではなく、一部品種では筑波4号/5号(わい性台)が選べるようです。
筑波系は挿し木で増殖できるようなので、導入優先度が上がります。
耐寒性はネットでしらべたところ、筑波1号の耐寒性はあまり良くないという記述は見つかりましたが、筑波4号/5号については残念ながら情報が見つかりませんでした。

# どなたか知っている方がいらっしゃいましたら、教えてくださいm(__)m

桃に関しては、来年には天香園さんから念願の HM1台木が出てきそうなので富士野生桃台にはこだわらず、既存の大玉白鳳を含めてうまく8月上中旬あたりから9月終わりくらいまでカバーできるよう品種を選んできたいと思います。

カタログ届き始める

今朝は3℃まで下がり、トマト,キュウリの撤収を済ませました。
毎年燃えるごみで捨てていたのですが、今年からホップの横の空いている場所と使っていない鉢を使って、堆肥化をしようと思います。
とはいえ、冬は冷凍保存になる世界なので、実際に堆肥化するのは相当先になると思いますが。。

さて、種苗業者からカタログが届き始めました。

カタログ

今のところ3冊ですが今桃を増やそうとしている私の目についたのは、このあたりです。

天香園さん:
寒冷地に適する桃台木のHM1(ひだ国府紅しだれ)の栽培が始まったようで、我が家のように寒冷地での栽培者には、来年以降の苗木に期待ができます。
早生しなのは紹介のみ、中生しなの(ワッサー), 白麗がカタログ落ちしてしまいました。気になっていたので、少し残念です。
すももは、恐竜のたまご,サマービュート,サマーエンジェル,彩の姫が新しく追加されたようでした。

イシドウさん:
桃紅というももが目新しく、気になっています。
すももは、サマービュート,サマーエンジェルが新しく追加されたようでした。

既に中山ぶどう園さんには「黒いバラード」を頼んであります。
その他は、もう少し悩んでから決めようかと思います。

最後にこれ。
赤いですが、ケルシーです。

赤いケルシー

完熟まで持っていくと、こんな色になるんですね。
糖度は少し低く BRIX 14でしたが、食感は柔らかく果汁が垂れるほどで、大石のようでした。
皮も柔らかく、そのまま食べることができました。

今までケルシー,秋姫は皮が厚く剥いて食べるものと思っていましたが、完熟ではこうなるんですね。。。
緑の段階で 15度以上の糖度のものを完熟させたらと思うと。。。
来年は、高糖度大玉で実現できるといいなぁ。。。