接ぎ木用の切り出し

切り出し

切り出し

接ぎ木加工用として、ホームセンターで買った接ぎ木用の切り出しを使っていましたが、ネットで ZDP-189の切り出しを見つけて欲しくなってしまい購入しました。

というのも、春のトマトの接木の際に買ってきたばかりの切り出し(当時は研いでいないもの)で行ったものは着きが圧倒的に悪く、剃刀で行ったものは萎れることなく着いたので、接木には切れ味が相当影響することを実感したためです。

右が今まで使っていた切り出し、左が ZDP-189です。
ZDP-189は硬度が非常に高く刃持ちが良いのと、腐食に強いのが利点らしいです。
青紙スーパーの切り出しも考えましたが、ホームセンターの切り出しと同様に腐食するため、今回は ZDP-189に軍配が上がりました。

肝心の切れ味は…今時期の柔らかい細枝の加工くらいでは、ホームセンターのものと大差ありませんでした。
もちろん、ホームセンターのものも現在は砥石でバッチリ研いであります。
本数をこなしていくと、違いが表れるのでしょうね。

実際に活躍するのは接ぎ木や挿し木を行う来春になりますが、活着率が上がることに期待です。

カタログ届く

イシドウさんと天香園さんから、カタログが相次いで届きました。

カタログ

カタログ

今のところ、気になるのは以下の品種です。

・すもも
1.秋さやか
晩成なので候補から外していましたが、プレジデントと同時期のようで北海道でも何とかなりそうな気がしてきました。

2.恋花火
若木から結実するようで、気になる品種です。

・さくらんぼ
1.紅きらり
S1S4’でどの品種にも受粉が可能で、大きさも大きめとよさそうな感じです。
開花時期が佐藤錦とほぼ同じというのも、我が家ではポイントが高いです。

2.寿錦
大玉で糖度も高いようで、気になる品種です。

3.3L佐藤錦/金印佐藤錦
樹脂病佐藤錦のリプレースとして考えていますが、3Lは豊産性ではないようなので、金印の方が無難か。。。

・プルーン
1.ベイラー
甘い品種なので、リベンジをしたい。

2.ローブ・ド・サージェーン
枝枯れの木のリプレース。
10日ほど前にスタンレイに芽継ぎしたローブドが着いているなら、今回は見送り。

今年は昨年に続き、ホームページを開設していない種苗業者からもカタログを取り寄せる予定なので、そちらも見てから注文を決めたいと思います。

奇形だらけの Sprite(トマト)

現在栽培中のミニトマトの Spriteです。
海外から種で輸入したものですが、どういうわけか奇形が発生しまくっています。

花芽から腋芽が発生

花芽から腋芽が発生

上の写真では、正常な花芽(赤)の途中の果実から異常な腋芽(青)が発生し、更に花芽が着いています。

頂芽が花芽に…

頂芽が花芽に…

こちらは、正常な花芽(赤)の上の芽が花芽(青)に変化し、成長点がなくなってしまいました。

何年か栽培していますが、こんな変化は初めてです。

農薬などは特に使っていませんし、同じプランタにある別の品種では問題ありません。
どうも、この品種の問題ではないかと想像しています。

はみ出した根

はみ出した根

はみ出した根

昨日の鉢の移動のとき、ホワイトゼノアの鉢から根が派手に飛び出しているのを発見しました。

我が家は、砂利の上に鉢を置いているので比較的通気性はいいのですが、それでも根を伸ばして砂利を巻き込んでいました。
流石に土には食い込んでいませんでしたが。。。
元に戻すため、断根しました。

余談ですが、ホワイトゼノアの幼果は親指程度で成長が止まり、全て落ちてしまいました。
秋果もまったく膨らむ気配がなく、今年はダメそうです。
もしかしたら、気候に合わないためかもしれません。

あと1年栽培してみますが、収穫の見込みが無ければ栽培断念ですね。。。

噴霧器

BH-595P

BH-595P

防除のため、今までは 2Lのハンドタイプのスプレーを使っていましたが、果樹が増えたため 2Lでは足りなくなり、電動式の噴霧器を購入しました。

ハンドスプレーでは、全て出し切るまで何度も加圧を繰り返す必要があったのですが、電動のため加圧しなくて済みます。
その上、比べ物にならない細かいミスト状です。
加えて、ロングノズル+手元でノズルのコントロールが出来るため、葉の上下両方からの噴霧が簡単に出来、全体への散布が容易になりました。

ただ、あまりに広がるので、どうしてもドリフトしてしまいます。
夏で近隣の家が戸を開けている場合は、とても散布できません。
難しいですね。。。