パトリオット終了&バークレイ開始

実の少ないパトリオットは早くも終了してしまい、入れ替わりバークレイの収穫が始まりました。

バークレイ

まだ色づきはまばらですが、パトリオットより実が付いているため少しだけ期待です。

バークレイ

今年のブルーベリーは、今一つ甘みが少ないです。
鹿沼土のおかげで大分管理は楽になったものの、水気が多いせいでしょうか。。。
管理が面倒よりマシですから、多少の糖度の低さは目を瞑ろうかと思います。

紅妃

キウイの紅妃も少し大きくなりました。
すでに8月半ばですが、大きさはまだ梅の実くらい。
おそらく、30~40gくらいでしょうか。
シーズン終わりまでに、どのくらい大きくなってくれるか心配です。

ブラックビート

キウイと同じくらい、成長が心配なブラックビートです。
今年は1房だけですが、大分粒の大きさにバラツキがあります。
南西地では7月下旬収穫と言われる品種ですが、こちらでは9月後半くらいになりそうな成長度合いです。
ちゃんと熟すところまで持っていけるか、心配です。

木製プランターの底が抜ける

昨日の雨もあがり、曇りの朝です。
朝から庭に出て、ハダニのチェックと、鼠被害で瀕死だったあまおう実生が復活してきたので植え替えました。

ついでに、休眠プランターの土を土のう袋に入れるため、木製プランターを移動しようとしてビックリ。
底がありません。

底抜けプランター

5年ほど花を植えるのに使用していたのですが、抜けた底を探してみると。。。

設置場所

綺麗さっぱり分解されて、無くなっていましたw
果樹ではなかなか使うことはないのですが、やはり木製プランターは耐久性がネックのようです。
見てみるとニスぬりものは状態がさほど悪くないので、焼き入れのタイプは分解が早いように思います。

さっそく、焼き入れの残り2個も土を出して処分モードです。

。。。これだけではなんですから、果樹の話題も。。。

黒いバラード

今年から育て始めた欧州種のぶどうですが、やはり欧米種と比べるとかなり樹勢が強いようで、ほぼすべてに複梢が出ています。
欧米種(ブラックビート,バッファロー)は、複梢が少ないです。

全て用土は同じなのですが、樹勢の順に並べるとテレキ5C(6号)>黒バラ(10号)>黒バラ(6号)>かなり離れてバッファロー(欧米系,6号)です。

テレキ5Cは鉢が小さいにも関わらず、2m近い高さと私の手よりも大きい葉になっています。
Vintage nurseriesのroot stock guideを見ても、5Cの樹勢は moderate。
樹勢が highの5Aや 3309だったら、えらいことになっていたかもしれません。
少しだけ、420Aにしておけば良かったかもと後悔しています。(発根が悪いようなので5Cにしたのですが。。。)

残念ながら、今年根差ししたSO4と5BBは芽が出ていませんので、テレキ5Cを増やして台木にする予定です。

これだけ伸びれば、来年は10~20本くらいは挿せそうです。w
まずは今年挿した2本を育成して、来年山葡萄を接ぎたいと思います。

ラズベリー終了&ブルーベリー開始

サーバ移行などでバタバタしているうちに、ラズベリーが終わりブルーベリーの収穫が始まりました。

パトリオット

ラズベリーは殆ど鳥にやられて、ほんの少しだけおこぼれを食べただけです。
ブルーベリーは鳥には少し取りにくい位置に移動してみました。

今年は鹿沼土ベースに変えたため、ずいぶんと管理が楽になりました。
35度近い気温が続く日に3日ほど家を空けましたが、なんとか踏ん張ってくれました。

今シーズン、ラズベリーもブルーベリーも実は少なめです。
どちらも鉢増ししたため、来年は沢山採れるのではないかと思います。

・・・他の果樹はというと、7月後半に暑い日が続いたためか数年ぶりにハダニにやられています。

ハダニ被害

ハダニ(裏)

写真はコルトですが、さくらんぼが一番ひどく、桃,すもも,りんごのあたりがやられています。
とりあえず、殺ダニ剤を散布しておきました。
すももは収穫期が近いため、次の手をどうするかで悩みそうです。

山葡萄

こちらは、4月終わりに挿した山葡萄です。
3カ月ほど挿しておいて、やっと1本だけ発根しました。
大事に育てて、うまく越冬させたいと思います。

残りの挿し木はというと。。。

山葡萄挿し木

早雄挿し木

葉はあるのですが、肝心の根がありません。(^^;)
キウイの挿し木は難しいです。あれだけ挿してもダメとは。。。
キウイも山葡萄も10本ほど挿しましたが、どちらも成功率の低さにびっくりでした。

結局、今年もキウイ雄木の確保は難しそうです。

挿し木の鉢上げ

春に差した挿し木のうち、発根が認められたものを鉢上げしました。

挿し木鉢上げ

全て台木品種で、ぶどう2本,りんご4本,おうとう3本です。
今年は気温が低い日が多く、非常に生育が悪い感じです。
気候の問題からか、我が家では特にぶどうの登熟がよくありませんので、なんとか越冬できるレベルまで育ってくれればと思います。

残りの挿し木ですが、すもも,桃は全滅、キウイ,山葡萄の全てと、一部のおうとう台,りんご台は未発根です。
山葡萄の発根は難しいと聞きますが、本当のようです。

紅妃

こちらは2週間ほど前に、購入した花粉で受粉させたキウイの紅妃です。
例年、受粉しなかったキウイの花はあっという間に花が落ちていましたが、今年はちゃんとぶら下がっています。
受粉の威力は凄いものです。
残りの育成期間でどこまで育つか、要観察です。

今年の実生

昨年の秋に色々種をまいたのですが、かなり時間が経ってから一部が発芽しました。

黄金桃実生

こちらは黄金桃の実生です。
昨年食べた黄金桃は御世辞にも美味しいとは言えませんでしたが、無事生えてきてくれました。

黒いバラード実生

こちらは、黒いバラードの実生です。
1つのポットに2本生えてきていたのですが、ポットを蹴って土をこぼしてしまい、急遽植替えとなってしまいました。
枯れずに残ってくれればいいのですが。。。

他にもケルシー,プレジデントなどすももやあんずを蒔いたのですが、発芽したのはぶどうと桃だけでした。

りんご、梨、桜桃などと比べると桃もぶどうも自家受粉の品種が多いため、実生でもそれなりのものが出来るかもとちょっとだけ期待してたりします。

まずは、夏を越すのが第一関門です。その後は越冬。
特にぶどうの挿し木は夏の短さから登熟には至らず、2冬越せたものはありません。
実生も枯らさないで育てるのは、難しいかもしれません。

今シーズンの残りは3カ月弱ですが、そればでにでどこまで大きくできるかが勝敗の分かれ目になりそうです。