すもも開花

今日も花冷え。日中も9℃くらいまでした上がらないようです。
今朝は久々に暖房を入れてしまいました。

そんな寒さの中、すももの開花が始まりました。
1番手は、彩の姫です。

彩の姫

まだ他のすももは咲いていませんので、悪あがきで散りかけのあんず(ハーコット,紅太陽)と受粉してみました。

紅さやか

桜桃の一番手、紅さやかも満開となりました。
こちらは、数輪咲いている紅秀峰の横に移動し受粉させていますが、花数が1対50くらいなので結構厳しい状況です。

…こちらは、なぜか北海道では桜よりかなり遅い開花となる桃です。

桃夭

あまとう2号

白麗

大玉白鳳

新苗のうち、桃夭,あまとう2号,白麗には花芽が残っていて動きが見え始めました。
既存苗の大玉白鳳の方は動きが遅く、まだつぼみが堅そうです。

新苗の結実はそれほど期待していませんし生育には良くないとわかってはいるのですが、それそれ1個くらいは生らせてみたいと悪い虫が騒ぎ始めました。^^)

紅太陽満開&桜桃の開花始まる

数日前に咲いたあんずの紅太陽ですが、満開を迎えました。

紅太陽

対して、ハーコットは今日明日ぐらいには咲きそうな感じです。

ハーコット

1輪だけですが未だ未収穫ですので、なんとか紅太陽の花粉を付けて収穫したいところです。

・・・家の周りの桜もほぼ満開を迎えましたが、やっと我が家の桜桃も開花が始まりました。
一番手は紅さやかです。

紅さやか

2番手は、いつも開花が遅めの紅秀峰となりそうです。

紅秀峰

寿錦,月山錦にも花芽が見られます。
今年は、全品種に花芽が付きました。

寿錦

月山錦

月山錦は動きが遅いようで、寿錦と開花が合わないかもしれません。
今一つ天気も気温もすぐれない日が続いていますので、パーっと良い天気になって開花が進んでくれればいいのですが、このままですと今年のお相手はナポレオンになりそうな気配です。

すももももうすぐ咲きそうですし、今週末くらいから受粉で忙しくなりそうです。

スパルタン導入

昨日から降り出した雨は、今日も続いています。
せっかくのゴールデンウイークも家でグダグダモードです。

昨日は昼過ぎの雨の降り出し前に、ベリー類中心の植替えをしました。

ブルーベリーのバークレーとパトリオットを 8⇒10号に鉢増し、ラズベリーのブラックキャップとファールゴールドも 6⇒8号に鉢増しとなりました。

ベリー類植替え

ピートモス中心の用土で私のズボラ管理では水切れの頻度が多いため、今回はブルベリーの用土を鹿沼土中心のブレンドにするためホームセンターに鹿沼土を買いに行ったのですが、その際に不覚にもスパルタンを買ってしまいました。
植替えついでに、スパルタンも 7号に収まりました。
ハーフハイのブルーベリー 2鉢を里子に出したばかりだったのですが…困ったものです^^;)


植替えついでに足元の野鼠被害苗をみると、芽が出始めていました。

ミロバラン29C

コルトひこばえ

S6ひこばえ

コルトは、挿し木増殖に失敗続きのため、このヒコバエは我が家ではとても貴重です。
ミロバランも唯一のすもも台木なので、今後の命運はこの小さい芽にかかっています。
どちらも頑張って育てなくては!

大連

台木では、無事大連台も芽吹いています。
3本あるので1本は原木として養成を、のこり2本は来年の居接ぎに使えるよう育てたいと思います。

日曜には、少しだけ晴れ間が見られるようです。
出来れば最後の植替え(葡萄のブラックビート)をしたいと思いますが、すでに水揚げが始まってしまっているようで困り果てています。
PH計をさした感触では完全に根詰まりですし、植替えなしでは生育も落ちるでしょう。。。手を出すべきか出さざるべきか、とても悩ましいです。

ブルーベリーの嫁入り

今日、我が家のブルーベリー2種が嫁入りします。

フレンドシップ&ノースランド

フレンドシップ&ノースランドの2種ですが、どちらもハーフハイブッシュ。
嫁ぎ先ではあまり大きくならないものの方が良いらしいので、ぴったりかも知れません。
昨年、ホップが嫁いだ先で地植えになるそうです。

ついでに今の芽の状態を見てきました。

紅さやか

桜桃の中でも早めに咲く紅さやかは、大分動いてきました。
私の住んでいる地域では、蝦夷山桜やソメイヨシノと同じ時期に咲いています。
道央の桜の開花予想はGW中だったのですが、この芽を見る限りGW中に咲くのは難しいと思われます。

貴陽

万年花なしの貴陽も動きがあり、少しですが花芽も見られるようです。
今年は結実まで持っていけるでしょうか。。。

アルプス乙女


オーロラ

りんごのアルプス乙女と洋なしのオーロラです。
どれも長い冬が終わって、徐々に開花が近づいてきている感じがします。
楽しみですね。

水揚げする?しない?

今朝は晴れたので、少しだけ残りの接ぎ木をしました。

りんごと桜桃です。
桜桃の穂木はその場で採った紅岩木の枝をヒコバエ台木に居接ぎしたのですが、りんごの穂木は冷蔵庫でひと冬越したもの。
見た目もちょっとくたびれてしまっています。

水揚げしようかと考えましたが、以下の理由のためしませんでした。

2)細胞接着と組織癒合(ゆごう)に関する研究
http://www.biol.tsukuba.ac.jp/~plphys/shinobuhomepage/SSindex.html

これを読むと、穂側の物質(ジベレリンやオーキシン)が重要のように見えます。
もちろんそれ以外の栄養素なども必要でしょうから、水揚げをしてしまうと浸透圧で逆に流れてしまうのではないかと想像していました。

更に、最近になって以下の文章を見つけました。

樹の生命(NPO法人 樹の生命を守る会 会報)/樹の生命 No. 8/2.樹木の増殖 接木 IV
http://homepage3.nifty.com/kinoinochi/bulletin/08/tsugiki.pdf

『落葉樹は採穂して水揚げをしないで(水揚げをすると活着しなくなる)~以降略』

・・・ズバリそのものでした。

おそらく、挿し木の穂も同じだと思います。
水揚げするにしても清水ではダメで、樹液のような物質が用意できれば可能性があるのかもしれません。

果たして、りんごは活着するでしょうか??