すもも類の状況

李王ジョーク

李王(左)/ジョーク(右)

1ヶ月ぶりに、すもも類の状況です。

スタンレイと紫峰は生理落果が激しく、それぞれ2~3個残っている状況になってしまいました。
残っている幼果も色が黄色っぽく、落ちてしまうのではないかと思われます。

ジョーク,李王,プレジデントは、それぞれ4個程度。
バイオチェリーは、相変わらず1個。
ローブドは前回発見できなかったのを含め、2個生き残っています。

やはり、受粉の問題でしょうか。。。
貴陽のことを考えると、ハリウッドあたりを持ってくるのがいいような気がしますが、鉢を増やすとなるとちょっとためらってしまいます。
スタンレイにいたっては自家結実のはずなのに、ひどい状況に驚きです。

北海道では、一番早いと思われる李王の収穫まででも、1ヶ月弱くらいでしょうか。。。
おそらく、一番遅いプレジデントは2ヶ月程度かかるかと思います。
なんとか、持ってくれることを祈るばかりです。
収穫までは、ひやひやが続きそうです。

取り木

M26とミロバランの彦生えですが、結局どちらも切り離さずに取り木を行うことにしました。

M26の取り木

M26の取り木

枝の樹皮を剥ぎ、発根を促すためにオキシベロンを少々つけて、挿し木用ロックウールで巻き、さらに水苔を周りにつけて、ビニールで覆いました。
同じ手順で、ミロバランも取り木をしています。

取り木は失敗しても枯れなければやり直しが出来るはずなので、挿し木より安全かもしれません。

発根まで2ヶ月くらいでしょうか。
ビニールなので状況も見れるし、ちょくちょく観察してみようと思います。

# 追記
結局、カラスにビニールを破かれて、どちらも失敗に終わりました。
食品の入っているゴミ袋だと思ったんでしょうね。
ビニール類を使う場合は、少し考えないとダメそうです。。。

挿し木の鉢上げ

挿し木の鉢上げ

挿し木の鉢上げ

明日いっぱいまで天気が悪いようなので、挿し木のチェックと鉢上げをしました。

左がりんご類、中がブルーベリー、右がさくらんぼです。
後方2本は接ぎ挿しです。
アンビシャス(りんご)と、アメリカンチェリーです。
ブルーベリーは、パトリオット2本のみ。

りんご、さくらんぼは、色々な方法でそれぞれ 十数本挿したのですが、今の時点で発根しているのはこれだけでした。
発根していなくても、カルスが出来ているものは再度挿し床に戻しておきました。
7月後半にでも、もう一度様子を見てみようかと思います。

近いうちに空いたエリアを使って、豆梨,ミロバラン(ス台)の緑枝挿しにチャレンジしようと思います。

豆梨の方は山梨の根挿しが順調に育っているため重要視していませんが、ミロバランは何とか増やしたいところです。
うまくいくでしょうか…

すもも類の幼果

ジョークの幼果紫峰の幼果

ジョークの幼果(上)/紫峰の幼果(下)

すもも類の生理落果も一段楽したようなので、残っている実の数を数えてみました。

プルーン:
・ジョーク…18個
・スタンレイ…14個
・プレジデント…16個
・ローブ・ド・サージェン…1個

プラム:
紫峰…4個
李王…6個
バイオチェリー…1個

バイオチェリーは100以上の花が咲いたにもかかわらず、健全果は1個しか残っていません。
果実にはそれほどの期待はありませんが、昨年の貴陽を思い出すような落果ぶりです。
新梢の伸びも今ひとつ良くないようなので、樹勢が悪いのが原因なのかもしれません。

ローブドは届いたときから状態が悪く、1個だけとなってしまいました。
その他のプルーンは今年は順調で、それなりの数が残っています。

あとは、第3期の生理落果が心配です。
今のところ樹勢が強いのが、ジョーク,プレジデント,紫峰,李王です。
どれも美味しいといわれる品種なので、なんとか乗り切りたいところです。

# その前に、ジョーク,プレジデントは少し摘果ですね…

挿し木#3

コルト挿し木

コルト挿し木


4/15に書いた、ロックウール挿しのその後です。

すもも、スーパー6は早々と萎れてしまいました。
どちらも、カルスの形成もなし。

コルトは、今日ロックウールを割ってみたら立派なカルスがあったので、ポットに移植しました。
芽が動きまくっているのが気になりますが、なんとか発根まで持っていきたいところです。
トマトと一緒に、育苗ドーム内で養生することにしました。

すももは難しいですね。
穂の生きが悪かったのか、芽も出ずに一番先に萎れました。
スーパー6も、コルトと比べると難しそうな感触です。

次は、緑枝挿しにチャレンジです。
今年は、彦生えでミロバラン(ス台)と豆梨他が取れそうです。
どちらも一応挿し木増殖が出来ると読んだので期待ですが、特に豆梨の方はバラード(ウイルスフリー)の台木なので、期待が大きいです。