ブログ

  • 野鼠被害苗

    雪囲いの奥まで入れるようになったので、一番奥に置かれていた野鼠被害にあった幼苗の状況がやっとわかりました。

    ローブド幼苗
    被害樹の一部
    ミロバラン29C

    被害はかなり重篤で、下部の樹皮が3~40cmほど無くなっています。

    自作苗のアンビシャスも被害を受けましたが、こちらは原木がありますのでまだ気が楽です。
    ローブドも自作苗ですが、既に母樹を廃棄してしまいましたので、こちらは危機的状況です。
    ミロバランの苗も元のひこばえを切除したため、現存するものが唯一のものになってしまっています。
    急遽、残った上部を切り戻しがてら、ミロバランは挿し木を,ローブドは接ぎ挿しををしましたが穂木の状況が悪く、どうも分が悪そうです。
    これらは、復活を祈らざるを得ません。

    それ以外も、ひこばえ類(ダーレン,コルト,S6など)は全て上部が無くなり、今季使うはずだった台木も大部分が無くなってしまいました。
    JM7、りんご実生苗も枝に大きな被害を受けてしまいました。

    子供たちのイチゴの苗も、クラウンが無くなっていました。

    幼苗でも、ダーレン挿し木苗は玄関フードで越冬のため、難を逃れたのが唯一の救いです。
    台木養成が急務になってしまいましたので、今季は頑張って挿し木に励みたいと思います。

    野鼠恐るべし…鼠が一気に嫌いになりました。

  • 採穂始める

    今年は本当に寒く、今朝も -2℃。
    そんな中、一部の鉢が地面から剥がせたので移動を開始しました。

    一部だけ出せた鉢

    鉢が少しでも出せれば雪囲いにもぐりこんで作業ができるため、手の届く範囲で穂木集めを始めました。
    もちろん取るべき穂木が全部とれるわけではないですし、こちらですと路地の挿し木や接ぎ木もあと1~2週間ほど先になりそうなため、取った順にラップで巻いてチルドルームに直行です。

    今年は非常に状況が悪く貧弱な穂木ばかりになってしまい心配は尽きませんが、なんとか使えることを期待します。

  • 今年の冬は。。。

    大分雪解けも進み、やっと鉢が見えてきました。
    我が家の果樹は、雪囲いと外で越冬させているのですが、今シーズンは被害甚大でした。

    雪害による枝折れ(紫峰)

    外越冬組でもすもも、杏類は枝折れが多く、秋姫,ニューハニーあやか,彩の姫,紫峰,紅太陽に大きな被害が出ました。
    りんご、梨類は枝が柔軟なためか被害は少ないですが、それでも若干の枝折れが見られます。

    雪囲い組も野鼠被害が多く、りんごにいたっては外越冬のものまで食害を受けています。

    果樹類の鉢はまだ地面に凍りついて動かせんませんが、育苗ポットのトレイが動かせました。
    この中に入っていた桜桃台木は、除雪のときに誤って折ってしました。

    桜桃台木

    せっかくなので、オメガカッタ―での接ぎ木第1号になっていただきました。

    初オメガカット-桜桃

    穂木は、昨年頂いたものを使用しました。
    長い間冷蔵庫で冬眠していたためか、芽が動きたくてウズウズしていたようで、芽の先端が少し緑がかっていました。

    佐藤錦系が大好きな長女が育てる予定なので、動き始めたら鉢増ししてあげようと思います。

  • 春を待ち切れずに。。。

    北海道も大分春めいてきましたが、いまだに庭には30cmくらいの積雪があります。
    先日も苗木屋さんから「今年は雪が多いでしょうから、4月送りにしますか?」と電話を頂きました。
    もちろん、4月に伸ばしていただきました。
    鉢も土も出せませんし、土は出せても凍っているでしょうから。。。

    皆様のブログを拝見しますと、すでに挿し木,接ぎ木も終了し、花も咲いているようで羨ましくなり、私も待ち切れずに家の中でちょっとだけ挿し木をしてみました。

    一足早い挿し木

    左は、今日差したりんごの接ぎ差しです。
    雪害で折れてしまった台木の枝を台にして、頂き物の穂木を使って接ぎ差しにしました。
    今シーズンは本当に雪が多く、我が家も被害甚大でした。
    今回はビーカー栽培とするので細い台木と穂木を使用したため、オメガカッターを使わずに手で切接ぎにしました。

    右は、10日ほど前に差した大連台です。
    芽がちょっと動いているようです。

    居間に置くため土を使うわけにいかず、どちらも 100円均一のセラミスもどきに差してみました。

    居間の気温は常に20~25度程度で、発根には良いのではないかと思います。
    うまく発根して、ビーカーから見えるようになってほしいものです。

  • 秘密兵器到着

    春の接ぎ木で色々な方法を試そうと思い、接ぎ木用のカッターを購入しました。

    Grafting tool

    本体は鋏と一緒になっていて、同時にギロチンのようなカッター部が動いて枝を加工できます。

    歯は3種類付いていて、それぞれV型,U型,Ω(オメガ)型の加工が可能となっています。
    歯の交換は、上部のねじを1本外すことで上部に抜き出して可能です。

    最大のウリは、「オメガ(Ω)接ぎ」です。
    パズルのピースを組み合わせるような形で接ぎますので、外れにくく活着も良さそうな気がします。
    もちろん、手での加工は無理ですから、こういった器具に頼らざるを得ません。

    V型の歯
    U型の歯
    Ω型の歯

    北海道ではまだまだ接ぎ木のシーズンは先のため、深い雪の中で唯一手が届き、春に剪定で切る枝=伸びすぎたメイポールの主幹に犠牲になっていただきました。
    今の時期は沢山枝が取れないため、切った部分をそのまま差し込んでいます。
    実際には別の枝を接ぐので、精度の問題からもう少し隙間が開いたりするのではないかと想像しています。

    Ω型切り口
    Ω型差し込み後
    U型切り口
    U型差し込み後
    V型切り口
    V型差し込み後

    使った感じでは、Ω型は引っ張っても抜けずに良い感じですが、私の握力では先端側に切りきれない樹皮が残ってしまいます。
    もう少しまな板側(オレンジのダイヤルみたいなもの)と馴染めば、綺麗に切れるかもしれません。

    V型、U型もそれなりに切れるのですが、全体的に良く研いだナイフで切った方が断面は滑らかです。
    値段が値段で文句は言えないのですが、もう少し歯の加工精度が良ければと思います。

    日本の技術で作ればもっと良いものが作れると思いますが、どこか作っていただけないですかね。。。

    とはいえ、気軽に接ぎ木ができるのは嬉しいです。
    怪我の危険性は少ないですし、昨年ナイフで神経を切るほどに指を切ってしまった私には、とてもありがたい代物です。
    海外では、ぶどう、キウイはΩ接ぎが主流みたいですので、せっかくなので今年はこれを使ってみようかと思います。

    #2012/4/21
    再度購入する機会があったため、予備ということで一挺だけ用意しました。お譲りすることも可能ですので、ご希望の方はメッセージをください。