ホップのツル上げ始める

色々作業が詰まってしまい、遅くなっていたホップのツル上げを始めました。

ホップ(Mt.Hood)

昨年までは棕櫚(しゅろ)縄を使っていたのですが、昨年は激しくからみすぎて外すのも難しい状況でした。
生育状況から、ツル下げも考慮すべきと思いましたので、今年はナイロン製のロープに変えての挑戦です。

ついでに見回すと、りんごの開花も始まっていました。

野村ジョナ

トップバッターは、野村ジョナでした。
受粉相手がまだ咲いていないため、放置プレイとなっています。
とりあえず、梨の花粉でも付けておきましょうか。。。

黒いバラード

バッファロー

ブラックビート

シャインマスカット

期待の葡萄の展葉も始まりました。
黒いバラード,バッファローは今年の新苗です。
毎年期待を裏切っているブラックビート,シャインマスカットですが、今年こそ咲いてくれるでしょうか??

紅妃

キウイの紅妃も展葉が進み、花芽が見え始めました。
今年も雄木の用意は出来ていません。
通販で花粉を調達するか、悩みどころです。

美味!紅太陽!

今年も1つしかならなかった杏の紅太陽を収穫しました。

紅太陽

写真は2週間くらい前なので、完熟はもっと赤みがさしていました。
計測はしなかったのですが、大きめのプルーンと同じくらいの大きさだったので 100gくらいでしょうか。
昨年は粉っぽくて今一つだったのですが、今年の紅太陽はとても甘く果肉もしっかりしていてパーフェクトな状態でした。
食感や味を表現すると、甘く濃厚なびわみたいな感じです。
もちろん、杏なので杏の香りですが。。。

残念ながらハーコットは成らなかったので、これで杏も終了です。

我が家では杏は樹勢が弱く、育成に苦労しています。
もう少し元気がよくして、来年は沢山の実を見たいものです。

さて、庭のホップですが、既に頂上まで達してわんさか鞠花が見えています。

ホップ

上の方はわんさかなのですが、下がスカスカです。
やはり、ツル下げを出来るよう来年は工夫しないとダメなようです。

最後は、春に差したさくらんぼの台木です。

大連台

今年は、コルト4本,スーパー6を4本,大連を8本差してみましたが、根が出たのは大連台のみでした。
まだ勢いはないですが、植え替えて肥料をあげたので、今年中に少しは伸びてくれるかと期待しています。
来年は、ひこばえ大連と育成済みのコルトに紅秀峰と紅岩木を接ぎたいと思います。

ホップの殖やし方

ここのところ、気温が大分高くなってきました。

ホップも大分ひこばえが出てきています。
周りのホップに巻きついたり、品種が混在してしまうので随時刈り取ってしまいます。

海外からの輸入では休眠期の根ざしという形で増やしますが、このひこばえを使っても増やすことができます。

親株とひこばえ

上が親株の Centennial、下にちょろっと見えるのがひこばえです。

ひこばえアップ

ひこばえは、根が必要なので親株から少し離れて根をつけて取りやすく、ポット養成でも問題ないくらいの大きさが良いと思います。

抜いたひこばえ

ひこばえを抜きました。
少し根がついています。

ポットに合わせ根をカット

今回は 12cmポットに入れるため、少し長すぎる根をカットします。

ポット株のホップ

こんな感じでポットに植えて、水をたっぷりやった後、日陰で養生させます。
数日はしおれたり復活したりしますが、うまく活着すればもすればしおれることもなくなり、そのうち元気にのびだします。

1週間ほど養生した後が、これです。

養生後

ちょっとだけ成長したようです。
今回は萎れることもなく、全く問題なく着きました。
もう、日差しを受けても大丈夫なので、日向に移動させてあげましょう。

# 処分したばかりなのに、また増やしてしまった。。。

さて、親株の方はというと。。。。

Centennial花芽

既にかなり伸びて、花芽も着き始めました。
今年は爆発したように山のような花芽が付いているので、相当な鞠花が眺められそうです。

なぜか Centennialのみで、Mt.Hood, Spalt Select, Fuggleにはまだ花芽がありません。
Centennialは早生なのでしょうね…

梨の幼果

今年はパッとしない天気が続きさくらんぼに灰星が多発しているため、朝から防除です。
防除が終わり梨を見てみると、幼果がチラホラと見えます。

オーロラ

オーロラ、愛甘水には幼果が見えます。
オーロラはあれだけ咲いたのに、大部分の花は落ちて数個の実が見えるだけとなりました。
愛甘水は逆に少ない花でしたがほとんどが結実しているようで、摘果をする必要がありそうです。
昨年のリンゴのようにシンクイにやられないよう、今年はちゃんと袋掛けして収穫までこぎつけたいと思います。

ふくろみ(ソルダム)

ソルダムには、多くのふくろみが発生しています。
大石中生,ニューハニーあやかにも少し見られます。

今年は、開花前の防除が良くなかったようです。
来年は、ちゃんとしようと思います。

プレジデント

プルーンも幼果が見え始めました。
プレジデント,ローブドにはそれなりの数が見られます。
結構咲いたスタンレイは今年も全滅です。
花期も問題なかったですし、他のプルーンが結実しているのに、スタンレイだけが結実しないのはよくわかりません。

ホップ

ホップもだいぶ育ち、脇目が見え始めました。
育ちの悪い Fuggeを除いた品種は、高さもすでに私の背を超え、来月頭には頂上に達してしまいそうな勢いです。
今年は、それなりの量のホップが取れそうな気配です。
あとは病気が心配です。
背が高く登録されている農薬が少ないため、家庭での防除はほとんどできないと思います。

他の果樹もそうですが、晴天が続くことを期待するばかりです。

ホップ苗の嫁入り

昨年アメリカから取り寄せたホップですが地植えにしたものは全て定着したため、鉢植えで養生させていた予備苗(Mt.Hood, Centennial, Spalt Select)を嫁に出すことになりました。

嫁入りするホップたち

我が家でも植える場所が無く不憫に思い、今週末あたりに写真でも撮って blogに載せて嫁ぎ先を探そうと思っていた矢先に、仕事先で引き取り手が見つかりました。

嫁ぎ先では元気に育って、緑のカーテンとして活躍してくれることを期待します。