日本すもも終了

先ほど最後のケルシーを収穫しました。
合わせて、1つしかならなかった秘密の品種も収穫してみました。

ケルシー&?

ケルシー&?

ケルシー最終

ケルシー最終

ケルシーは前回より少し糖度が上がり、BRIX 15.9%でした。
残念ながら、目標の 18%超えはならず。
ただし、酸味は全くなくすごく美味しいという感想です。

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秘密の方は樹勢が落ちたせいか、予想値には遠く及ばずといったところです。
大きさも小さく、形も昨年と全く異なり、あれれ?という印象です。
見た目はプルーンのようですが果肉は繊維少なく、少しイメージが違いました。
もっと早めにとって、パリパリ言わせながら食べる方が良さそうな印象です。

これで今シーズンの日本すももは終わりです。
残すは、西洋すもものプルーンのベイラー2個とプレジデント1個のみです。

今回はケルシーの核割れがなく、どちらも種が取れましたので、今度実生にチャレンジしてみようかと思います。

ケルシー&秋麗

ケルシーの1つが色づいていたので、とってみました。

紅ケルシー

紅ケルシー

ケルシーもここまで来ると、皮ごと食べられます。
糖度はそれほど上がりませんでしたが、香りも李王のような芳香があり美味しいです。
残り2個はまだ黄色ですので、あと2週間くらいかかるかもしれません。

ついでに梨の秋麗も収穫してみました。

秋麗

秋麗

秋麗(糖度)

秋麗(糖度)

今年はどれもこれも変形で、中を開けても受粉がうまくいかなかったことがうかがえます。
開花期は他の梨とさほどずれていませんし、他の梨同様人工授粉もしたのですが。。。
低温で雌しべに障害でも受けたのでしょうか??

残念ながら今シーズンの秋麗はダメでしたが、来シーズンに期待です。
どうか、昨シーズンほど冷え込みませんように。。。

期待の新星現る~ミラベル

先日、仙人さんのご厚意で、ミラベルの苗を養子にいただきました。

ミラベル

ミラベル様

届いたときは葉が下までありましたが、育成地との温度差に加えてここ2日ほどの急な冷え込みに驚いたのか、下葉が黄色くなって落ち始めました。
今冬は、大事を取って桃苗と一緒に過保護に越冬させる予定です。

数年後、仙人さんがおっしゃるいい香りのする果実を食べてみたいものです。

仙人さん、ありがとうございました。

メープル&きよか

メープルの実の上部にしわが寄っていたのを見つけたので、収穫してみました。

メープル

メープル

既に少し傷がついて、蟻にやられていました。
まぁまぁの糖度ですが、果肉が既にヨレヨレです。
食べてみると甘いですが、少し発酵したような風味です。
遅すぎたかも。。。
でも、他の実はまだ青みが残っているため、今しばらくぶら下げておくしか無いような気がします。

ついでに、きよかも色づいているため、収穫してみました。
昨年の雪害で枝をかなり落とした影響か、今年は1個だけでかなり小さいです。

きよか

きよか

黄色い品種なのですが、なぜか赤みが強いです。
ケルシーもそうですが、当地では冷え込みのためか赤みがかなり入るようです。
味は秋姫やケルシー系で果肉が硬く、いい感じです。
もう少し糖度が欲しいところでしたが、致し方ありません。
固い果肉のすももは好きなので、礼肥をやって来年に期待です。

日本すももは残すところぶら下げたままの大石中生1個とケルシー2個となりました。
もうすぐすもものシーズンも終わりです。
次のプルーンが終わると、洋ナシ、リンゴで今シーズンも終わりです。
いよいよ終盤戦突入という感じです。

来年用苗など・・・

今シーズンも終わりが近くなり、カタログが届き始めたので来年の苗等を考え始めました。
今のところ気になるものを書いておきます。

まずはりんごのブラムリー。
ジャムでは食べたことがありますが、結構美味しかったので早々と予約してしまいました。
JM2台だそうなので、少々樹勢が心配です。

次は、仙人さんが紹介されていたミラベル
残念ながら苗は売っていないようなので、その代わりトルコのプラムの種を買って実生しようかと思います。
日本で出回っている品種と比べるとおそらく原種に近いと思うので、あまり外れたものにはならないのではないかと甘い考えをしています。
すでに Bardak Plum(Anatolian Yellow Egg Plum)の種は頼んでしまいましたが、問題は発芽するかですね。
今まですもも,杏,桜桃は発芽できたことがありません。

その次は梨。
これといった品種は決めていませんが、筑水,秀玉,あきあかりが今の候補です。

最後は、栗の利平と美玖里。
栗は意外に耐寒性がないようなので、どうしようか思案中です。
なにしろ桃も渋柿も越冬に失敗するほどの厳しい気候ですから。。。

最終決定は、他の種苗業者さんからカタログが届いてからですね。
まだ見たことのない品種も出てくるのではないかと、期待しています。
カタログがそろうのが待ち遠しいです。